2008/02/20の社説
朝日新聞
「イージス衝突とHD-DVD」
ビデオテープの規格がVHSとベータの二つあったことを私は決して悪いことであったとは思わない。だから今回の決着が「世界標準規格を決する試験期間としてはかなり短期間で終わり、消費者への悪影響が少なくてすんだ」というのは不思議な気がする。PCの世界でもFDDはなくなりつつあり、HDDもいずれはなくなるだろう。MOを使っているのは日本ぐらいだという話もあるし、逆に日本ではZIPはあまり普及しなかった。淘汰は消費者が決めればいいのであって、ハリウッドが決めることをよしとする朝日の態度は不思議な気がするのだ。「松下などの「VHS」がソニーの「ベータ」に勝利するまで発売から13年かかった」のは、どちらの規格にも消費者は満足していたからだという解釈があってもいいと思うのだが。まあ、イージス衝突に比べればどうでもいい話だが。
毎日新聞
「イージス衝突とHD-DVD」
ここでも同じことが書かれている。「規格争いがさらに長引くことなく、終止符が打たれることになったのは、ユーザーの立場からすると、朗報で、今後、普及に弾みがつくとみられる」本当に朗報なのか? 良いものが必ずしも残るとは限らない。淘汰は偶然の要素が大きく、今回のようにハリウッドが絡んでいるものを手放しで喜ぶ態度は不思議というほかはない。
産経新聞
「国会同意人事とイージス衝突」
読売新聞
「イージス衝突とHD-DVD」
サブタイトルからして「規格一本化は消費者には朗報だ」なんて書いてある。本気か? みんな打合せでもしたのか? と言いつつ、内心、私のほうがおかしいのかもしれないと考えたりもする。やはり不思議だ。