2008/03/30の社説

朝日新聞

 「映画「靖国」とタクシー料金」
 以前から話題になっていた映画「靖国」の上映が危ぶまれているということだ。そこで朝日社説としては「選良」に対して提案をしている。提案は二つあって「映画館に圧力をかけることのないよう呼びかける一方、上映をやめないように映画館を支えるのだ」ということだ。
 しかし、これで選良たちに理解できるだろうか。具体的に誰に対して呼びかけろと書いていないし、「支える」とはどういう行動かも書いていない。もし経済的に支えたりなんかしたら、朝日新聞社としては大問題にするんだろうけど。そもそも主義主張を超えることになるのだろうか。

毎日新聞

 「道路財源一般化とアスベスト」
 アスベストの問題は国ぐるみの可能性が非常に大きい。アスベスト問題が表面化するはるか以前から、公務員たちが使う建築物には使用しないできたからだ。そういう方向からの追求はあまり見かけないが、何故だろうか。

産経新聞

 「利根川決壊と新指導要領」
 小さなグループほど、人間はまとまる力が強くなるように思う。最小単位は恋人関係だろうか。そして家族、さらに学校や会社や職業組合。趣味の集いや宗教関係。結束力が一番強いのは、恋人関係のように思える。グループ間の意思決定も早い。もちろん状況や関係によってそれは変わるものだけど。
 それぞれのグループにもシンボルがあって、旗や歌などが代表的なものだ。前に「がっちりマンデー」というテレビ番組で、社歌の特集があった。ヤクルトレディーは全ての人が社歌を歌えるという。ヤクルトだけではなく、その組織で働く人の義務だろう。強制と言えないのは、いやなら辞めればいいという自由があるからだ。ただ、仕事は好きだし生活があるから、簡単には辞められない。誰もが自由というわけでもない。
 国歌や国旗はどうだろうか。いやだからといって、日本人を辞めることは簡単ではない。誰もにその自由があるわけでもない。また国には多くの人がいるので、全員一致で気に入った国歌や国旗を決めるというのも現実には難しい。
 国歌や国旗は外側に向けてのシンボルだとすれば、現在のそれが嫌だという人たちは代案を出す義務がある。内側にむけてのシンボルだとすれば、たとえば君が代の歌詞が嫌だというのであれば、憲法改正から議論する必要があるはずだ。
 そのどちらもあまりきいたことがないのは何故だろう。
 まもなく始まるはずのオリンピックで、国歌斉唱時に起立せず耳をふさぐ姿を見ることになるのだろうか。

読売新聞

 「国産旅客機と防衛調達改革」

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