2008/03/16の社説

朝日新聞

 「チベット騒乱と年金記録」
 他紙では「暴動」だが、朝日社説では「騒乱」となっている点に注目した。朝日社説では、世間の秩序が乱れたという意味で騒乱を用いているのだろうと考えた。暴動と言っている他紙の社説は、住民が暴力的活動を行っているといっているのだろうと考えた。
 そう考えると、「中国政府は武力行使を控えて、流血の事態の拡大を防ぐべきだ」というのもわかる。体制側からの視点で、秩序維持のために最低限の武力行使は認めると言っているのだ。そして「非難合戦でダライ・ラマ側との対立を深めるばかりでは、平和的な収拾は遠のいてしまわないか」と言いはするが、ダライ・ラマ側なのか中国側なのか、どちらに非があるのかはっきりとは書かないでいる。しかし決して住民側からの視点ではない。
 本当に人間の尊厳や人権というものはもろくてあやういと思う。もともとそんなものは存在しない。精一杯自分には、ある、と主張する以外には、手には入らない。

毎日新聞

 「チベットラサ暴動と春闘」
 ダライ・ラマを五輪に招けと言う社説には驚く。「胡主席が貴賓席でチベット人の精神的指導者と語り合う度量を見せたら中国のメンツはつぶれるだろうか。その心配は無用だ。これこそ「調和」であり、中国のソフトパワーを高めることになる。」
 中国は調和を求めているわけではない。そんなものを求めているのであれば武力という現実はありえない。中国は、独立を主張する台湾にさえ武力行使を辞さないと言った事がある。中国が何を求めているのか、現実を見ればわかると思うのだが。

産経新聞

 「急患拒否とチベットラサ暴動」
 朝日毎日からの続きを書くが、ではどうすればいいのか。産経社説が言うように「共産党政権の民族政策には、大きな問題があると言わざるをえない」。朝日毎日の社説との違いは、これが指摘できることだ。しかし、産経社説でもその後の展開はない。ではどうすればいいのか。 一つの答えは、主張し続けるということだろう。他人が行ってくれることではなく、自分で行うしかないことだけど。
 いずれは、アメリカが滅び、ヨーロッパがたそがれ、中国が世界を征服する日が来る。何年後か何十年後かわからないが、まだ私が生きている時かもしれない。その時に、私がしなければならないことをチベットが今しているのだと思う。

読売新聞

 「年金記録と学校裏サイト」

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