2008/01/10の社説
朝日新聞
「党首討論と米大統領選」
自民党から民主党へ政権交代をするべきというのは頭では理解できるのだが、こんな党首討論では不安を覚える。かといって、自民党のままでも不安を覚える。そんな中でのこの朝日の社説は、目的をはずしさまよっている党首討論をそのまま受け止めて、同じようにさまよっているのか。まずは時間の短さを指摘する姿勢が必要なのではないかと思ったが。
ニューハンプシャー州の民主党予備選挙でヒラリー・クリントン候補が大逆転で勝利を収めたというニュースは昨日夕方にあったはずだが、果たしてこの社説はいつ書かれたのだろうか。あるいはちょっとぐらいヒラリーが勝っても無視できるほど無関係ということなのか。
日経新聞
「党首討論と公文書管理」
文書管理法制定を最優先すべしという社説だが、当然あるべきこととして考えていた。そうじゃなかったのかと驚いた。そういえば、開示請求した文書が真っ黒だったとか、いろいろあるものなぁ。党首討論も年金記録問題に大部分の時間を使っていたし、たしかに最優先するべきだろう。
毎日新聞
「党首討論と地域力再生機構」
大連立に触れないのは不可解だということだが、不可解だろうか? 挫折した試みを短い時間の中で取り上げるのはこんな意味があるのだが取り上げなかったと書くならばまだしも、とつぜん不可解といわれてもわけがわからん。もう一度大連立すべ氏というのが社説なのだろうか?
産経新聞
「党首討論と公立中「夜間塾」」
党首討論を拍子抜けしたと書いているが、妙に納得する。小沢にはなんの展望もないのではないかと改めて思った。
塾については、私が塾とは無縁だったためか、特に考えが進まない。校長が民間企業からの転身だということで、戦略的に考えることができるのだろうと思う。
読売新聞
「党首討論と米大統領選」
ゲーム理論的観点からは、党首討論はバカみたいに見えるだろう。将棋にたとえるなら、詰まないように王手をかける人と、詰むように逃げる人。人々のために展望を据えてその証明など理論構築し広く知らしめるために演説するという政治能力をヒラリーとオバマの二人のセットと小沢と福田の二人のセットでで比較してみると、いったいどうなるのだろうか。結果は、おそらく、アメリカと日本の外務省ぐらいの違いがあるだろう。日本が勝っているのは国民皆保険の厚生労働省ぐらいといいたいところだが、それも自信を持って言い切ることができない。